「スマート介護士像」を作りたい―社会福祉法人善光会/介護ロボット研究室 室長・徳山創さん、バタフライヒル細田 施設長・宮本隆史さん
ニュース等でも話題となることが増えた「介護ロボット」。様々な企業や研究機関が開発を進めているが、実際の現場では、どのように活かされているのだろうか―― 都内で複数の高齢者施設を運営する社会福祉法人善光会(本部:東京都大田区)に設置された「介護ロボット研究室」。その立上げから関わる室長・徳山創さんと、現場への導入推進を中...
ニュース等でも話題となることが増えた「介護ロボット」。様々な企業や研究機関が開発を進めているが、実際の現場では、どのように活かされているのだろうか―― 都内で複数の高齢者施設を運営する社会福祉法人善光会(本部:東京都大田区)に設置された「介護ロボット研究室」。その立上げから関わる室長・徳山創さんと、現場への導入推進を中...
小児がんで治療中の子どもたちとその家族が、自宅のような環境で専門治療を受けられる施設が神戸にある。「チャイルド・ケモ・ハウス」。日本初の小児がん専門治療施設だ。建物内はシンプルでおしゃれ。病院とはかけ離れたデザイン性を持つが、治療を行う施設でもあるため、十分な機能性も持ち合わせている。そんな印象だ。 そこでアートディレ...
「さとう式リンパケア」や「笑いヨガ」などを提供する自宅サロン『虹の根っこ』を主宰する林美子さん。看護師として医療の第一線で働き、結婚を機に一度は家庭に入ったものの、自分の枠に捉われない生き方を模索し始めたことで、自分だけではなく、周りの人が幸せになっていくことを感じ始めたという。創設して3年目の『虹の根っこ』の活動につ...
国立保健医療科学院で災害時の母子保健システムの研究に従事する産婦人科医、吉田穂波さん。臨床現場へのこだわりと、子育てとの両立のジレンマからハーバード大学への子連れ留学を実現させる。ハーバード留学の中で学んだことは「受援力」。助けを求めることの重要性を、シビアな異国の地で痛いほど感じた。「時間がないからこそできる」という...
ビーズ・オブ・カレッジは、認定NPO法人シャイン・オン・キッズが行う活動の一つで、小児がんや重い病気と闘う子どもの心のケアを目的としています。手術、輸血、化学療法など治療を一つ乗り越える度に、ビーズを医療スタッフから一つ受け取り、つなげていくのです。ビーズは入院中のみならず退院後の通院期間にも継続して受け取ることができ...
八王子市の住宅街に、特定非営利活動法人ほこっとが運営する「こあらくらぶ」がある。重症心身障害を持つ子どもとその家族の支援が、主な活動内容だ。理事長で、組織の立ち上げ人である松井綾子さんは、娘さんが呼吸不全で誕生してから入退院を繰り返し過ごした幼少期に、病院で重症心身障害児の子たちと出会い、その親御さんたちとの交流を続け...
チョークアートという技法を用い、物語を1枚の絵の中に表現する人がいる。その絵を見た人たちから新しいコミュニケーションが生まれてほしい。そんな思いを持ちながら活動を展開する佐藤瑞香さんは、自らの絵を「エピソーディングアート」と呼ぶ。佐藤さんが今、自分の活動の場として注目するのは病院などの医療機関や高齢者福祉施設。「癒し」...
「最期は自宅で迎えたい。」このような希望を持つ人が増えてきて久しい。ただ、その希望をかなえる環境が十分に整備されているとは言い難い状況だ。現に8割の人は自宅での最期を望んでいるものの、実際に自宅で息を引き取る方は13.6%だと言う。この差を埋めるため、「看取り」に関わる専門家を養成するカリキュラムを提供し、全国で看取り...
「ナースと暮らすシェアハウス」。そんなコンセプトの家が三鷹市にある。 運営する看護師の佐久間洋子さんは、病院、在宅、施設と様々な状態の患者を診てきたベテランだ。豊富な経験から行き着いたのは、「終末期を在宅で過ごすのは素晴らしい」ということ。とはいえ、病院でもない、施設でもないかたちを作り上げるにはたくさんの紆余曲折を経...
元看護師でありながら、現在はテーブルコーディネートサロン「cantik」を主宰する山西智香さん。定期的に自宅サロンでテーブルコーディネートの教室を開いている。まったくの異分野へのキャリアチェンジを果たしたかのように思えるが、その活動の場は自身が働いていた医療現場にも広げたいという。「病院にも日常を感じるエッセンスを提供...