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サイト閉鎖のお知らせ

諸般の事情により、2021年5月末日をもちまして「チャンスクリエーター」を閉鎖させていただきます。
これまでのご愛顧に対しまして、スタッフ一同、深く感謝するとともに心より御礼申しあげます。

長らくのご愛顧誠にありがとうございました。

セラピストの新たな働き方。-株式会社メディピタ 桑原誠一さん、寺口竜太さん

セラピストの新たな働き方。-株式会社メディピタ 桑原誠一さん、寺口竜太さん
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2015年1月、株式会社メディピタは“医療・看護・介護のセカイをゴキゲンに”をテーマに創設されました。訪問事業や居宅介護支援事業のコンサルティングや、人材育成をメインに行っていますが、こちらの会社のコンサルタントは現場をよく知るセラピスト出身の方々です。

“現場での経験のほか数多くの事業立ち上げを経験してきた理学療法士”と、“幼少期をアメリカで過ごしてきた英語堪能な作業療法士”

コンサルタントとしては異色ともいえる経歴を持つお二人。なぜ、コンサルタントとしての道を選んだのか、そしてベンチャー企業というステージを選んだのか。今後の介護事業全体の動向や、国際化を視野に入れた展望など、この会社ならではのお話を聞くことができました。

 

原点は「医療介護の世界を盛り上げたい」という想い

―理学療法士、作業療法士としてどのような現場でお仕事をされてきましたか?

桑原さん(以下、敬称略):理学療法士の仕事に興味を持ったのは、自らの入院がきっかけでした。「リハビリ」ってよく聞くけど実際何をしているの?という疑問からのスタート。理学療法士になって総合病院や精神科にて勤務していましたが、精神科に勤務している時に、利用者・患者さん目線に立つことの大切さを学びました。“入院”という形ですが、そこで生活していることに変わりはないので、医療従事者としてそれぞれの患者さんの生活とどう向き合っていくか、心のケアをしていくか。そう考えるとPTやOTの壁なんて無いんですよね。「ここまでやればいい」という線引きをするのではなく、リハビリという枠のなかで、お互いに協力し合い得意分野でアプローチしていこうと考えました。

その後、介護老人保健施設の立ち上げに携わりました。介護保険が始まる少し前のことです。工事現場の横にあるプレハブからのスタートで、何もわからない中、一から労務人事や経営数字の勉強の日々。一夜にしてデータが全部飛んだり、冬は寒風吹き荒ぶ環境の中での仕事でしたが、ケアマネージャーの資格も取得し、今思えばこの時が一番楽しかった。その後福祉用具販売やレンタル、訪問看護などをやっていた介護事業の会社に移り、長崎市内にてデイサービスなどの6施設の立ち上げはじめ、訪問介護、有料老人ホーム、グループホームなど殆どの介護事業の立ち上げと運営に携わってきました。

桑原誠一(くわはら・せいいち) 株式会社メディピタ/介護トータルソリューション1部 部長 理学療法士 主任介護支援専門員

桑原誠一(くわはら・せいいち) 株式会社メディピタ
介護トータルソリューション1部 部長
理学療法士 主任介護支援専門員

 

寺口さん(以下、敬称略):幼少時代を過ごしていたアメリカ都市部では訪問看護が確立していて、在宅医療がとても進んでいました。ニューヨーク在住中に母親が病気をした際ナースが自宅に訪問に来ており、身近に医療の世界を肌で感じて自然と医療関係、コメディカルの道に進みたいと思うに至りました。数年間メーカーで勤務をしたのち、作業療法士の資格を取得。大阪で10年程訪問看護ステーションで訪問リハビリの仕事をしていました。その後上京し別の会社にて、興味のあった訪問看護の立ち上げの事業に参画したり、また介護業界を包括的に知りたいと思い、自身でケアマネージャーの資格を取得しました。

 

―株式会社メディピタへの入社のきっかけと、現在の仕事内容を教えてください。

桑原:寺口さんの知り合いを通じてメディピタの会長に出会い入社へ。改めて介護・医療の世界において人とのつながり、絆やご縁・人脈というのがとても大事だと思いました。もともと自身が「営業」や「立ち上げ」が好きだという事に加え、今まで色々な方とのご縁があって、数多くの事業立ち上げに関わってくることができました。医療介護業界では「利益を上げる」という言葉は敬遠されがちですが、大事なことだと考えます。そのために人は必死に働いているのであって、またそれによって世の中が活性化され、良い循環が生まれます。

現在の仕事内容はコンサルティング業がメインです。社内研修での人材教育や訪問リハの事業立ち上げなどをしており、今後も介護事業全般に関わっていきたいです。日常的な書類関係の解決、現場の悩みの解決、OJT研修などを通して医療・介護職員の離職者を少なくしたいですね。

寺口:医療介護スタッフの労働状況がよくないと感じることが多々ありました。仕事自体が大変な上に、扱う業務の書類や他業種とのコミュニケーションなどの面において整備がされていないと感じていたので、なにか少しでも役立つシステムがあればと思っているところに縁あって会長と出会い株式会社メディピタに入社しました。現在の業務内容の中で、個人として動いている仕事の中に『アテンド旅行』という企画があります。ハンディキャップを持った方にも安心・安全で楽しく旅行をしてもらいたいという想いから生まれ、医療コメディカルスタッフ(アテンドスタッフ)が1対1で付き添い、旅行中のお手伝いをするという内容。3月に第一弾として6泊8日でハワイへ行ってきて好評をいただきました。今後も有料老人ホームの利用者さん等に声をかけて、どんどん計画をしていきたいと思っています。

 

寺口竜太(てらぐち・りゅうた) 株式会社メディピタ/介護トータルソリューション2部 部長 作業療法士 介護支援専門員

寺口竜太(てらぐち・りゅうた) 株式会社メディピタ
介護トータルソリューション2部 部長
作業療法士 介護支援専門員

 

現場をよく知っているからこそ、経験を現場に還元したい。

―現場で働いているときと、現在のコンサルティングとして現場に関わるようになったところで、どういった違いがありましたか?

桑原:現場スタッフの考え・悩みは今でも変わらないと思っています。自身が経験しているので話が聞けること、解決できることもあるので、指導に活かしていきたいですし、逆に、自分がやって失敗したことも教えられますね。また、介護保険の歴史を見てきているので国や行政の動き、法改正の動向が全体で見えてくるようになったので、自分なりに解釈して現場にフィードバックしていきたいです。

現場にいると、どうしても目の前のことがすべてになってしまい、周りが見えなくなってしまいがちです。今、コンサルタントとしての立ち位置につくことで、それらが客観的に見られるようになったと感じますね。

寺口:じかに利用者さんと触れ合う時間が持てなくて少し寂しいというのは正直ですが、違った形で医療介護の世界を盛り上げたいと思っています。例えば経営者は、収支や従業員の定着などを考えていかないといけない反面、どうしても現場の細かい話に気付きにくくなってしまう部分が有ります。そこで現場目線の声と、コンサルタントとしての意見の両面からアプローチします。現場の整備の面で効率よく処理できるようにという面では、自身の現場で働いている時の経験がここで活きてきています。

 

―今後どういった活動をしていきたいか等の展望を教えてください。

桑原:この業界ならではの国際化という点でなにができるかを考えていきたいです。ますます日本は高齢化が進み、介護ビジネスもどんどん変わってくると思います。担い手もいなくなってくるでしょう。国際的に高い水準にある日本の介護医療分野において、人が動きやすくなる仕組み作りや、介護学校・人材育成・高齢者ケアそのものを海外で展開するなど高水準の介護の提供をテーマにこれから展開していきたいです。振り返ってみるとPTとしてのみならず、管理の方面でも多々活動してきていますがPTの時代があったからこそ今の活動があると思います。人を大事にする事を忘れずに、みんなが幸せになれる世の中になって欲しいです。

寺口:国際化社会の中で、特に注目しているのが都心部における外国人の医療ニーズ。例えば中国人の人間ドックや実際の治療のサポートなどをする仕組み・システム作りです。アテンド旅行もどんどん広げて定着化させていきたいですね。今はアテンドがメインですが、プランニングからやっていきたいです。英語や介護の知識を活かして、自分ならではの企画にしていきたいと思っています。

 

―最後に、株式会社メディピタについてお伺いしました。

固定概念に拘らず新しいことを見つけようとする意識が高い会社です。有資格者が現場を見に行くのでより具体的な提案ができるという点も強みである。一般的なコンサルティングのみならず、書類関係など制度的なサポートなどにおいてきめ細やかな提案や、その法人に特化した提案ができるという点で、他とは一線を画すことが期待されます。

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【プロフィール】

桑原誠一(くわはら・せいいち)
株式会社メディピタ/介護トータルソリューション1部 部長  理学療法士 主任介護支援専門員

寺口竜太(てらぐち・りゅうた)
株式会社メディピタ/介護トータルソリューション2部 部長  作業療法士 介護支援専門員

●株式会社メディピタ
http://www.medipita.jp/

●Facebookページ
https://www.facebook.com/medipita0115

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●記事の内容は取材当時の内容であり、現状は異なる可能性がございますので予めご了承ください。

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