Toggle

国内制度

サイト閉鎖のお知らせ

諸般の事情により、2021年5月末日をもちまして「チャンスクリエーター」を閉鎖させていただきます。
これまでのご愛顧に対しまして、スタッフ一同、深く感謝するとともに心より御礼申しあげます。

長らくのご愛顧誠にありがとうございました。

【知っておきたい!妊娠時の職場トラブルを避ける方法】

【知っておきたい!妊娠時の職場トラブルを避ける方法】
Pocket

医療従事者の方からよくある質問に、エムエイリンク社労士事務所の田中謙二さんに解説していただきます。
今回は、妊娠に関する質問です。

エイエムリンク社労士事務所 田中謙二さん

エムエイリンク社労士事務所 田中謙二さん

妊娠を理由に他の部署に異動を命じられました。これは問題ないのでしょうか?

【考え方】

会社には就業規則等を根拠にした配転命令権があります。つまり、業務命令としての配置転換に対して労働者は原則として拒否ができません。しかし、配置転換が権利濫用にあたる場合には命令ができないとされています。例えば、そもそも業務上の必要性がない場合や、不当な動機・目的をもって配置転換が行われる場合などは権利濫用と判断され、命令自体が無効となる可能性が高いと思われます。また、男女雇用機会均等法第9条では、妊娠・出産等を理由として女性に不利益な取扱いをすることは禁止されています。さらに、労働基準法65条では、「使用者は、妊娠中の女性が請求した場合においては、他の軽易な業務に転換させなければならない。」と規定されています。


【回答】

 ご相談のケースですが、異動の理由に明確な業務上の必要性がないとか、暗に退職を迫るような不当な目的(暗黙にプレッシャーを与える等も含みます)や動機があるような場合は大いに問題があるでしょう。現在の業務が体力的に厳しい場合は軽作業に転換して欲しい旨を会社に相談しましょう。それでも解決できない場合は、最寄りの労働基準監督署に相談されることをお勧めします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【プロフィール】
田中謙二(たなか・けんじ)/エムエイリンク社労士事務所

青山学院大学大学院卒業。2006年 社会保険労務士登録、東京都社会保険労務士会渋谷支部所属。2008年 エムエイリンク社労士事務所開業。商工会労務相談員。東京都より「若者ジョブサポーター」の登録を受け採用・人事・労務支援、セミナー講師、執筆活動など、豊かな人生を生み出す場の発展のために活動中。

●エムエイリンク社労士事務所
http://www.malink.jp/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●記事の内容は取材当時の内容であり、現状は異なる可能性がございますので予めご了承ください。

Return Top